ダイヤモンドの物語。
ダイヤモンドは今でこそとても有名ですが、今のように注目されるようになったのは百数十年前からです。
昔は、色がついたサファイア・ルビー・エメラルドの方が宝石として優位なものでした。しかし、原石のままではガラス玉とあまり変わらない原石のダイヤモンドをダイヤモンドの粉で磨くことにより、輝きを最高度に発揮するブリリアントカットが17世紀末に誕生いたしました。
地球上で一番硬い物質であるダイヤモンドは同じダイヤモンドでカットされます。結晶の中で固い方向と柔らかい方向があり、柔らかい方向から研磨すれば可能です。
その頃生まれたシャンデリアの光の下ではブリリアントカットの煌めきは、他の宝石類を圧倒するものでした。自然が5億年~45億年かけて作りだしたダイヤモンドに人間の手が加わり、永遠の愛を誓う愛の形となるのです。
婚約指輪の主役になるダイヤモンドカラーやグレードのなど個性もそれぞれ。工房ならではの取り揃えからお選びすることが可能です。ご予算や大きさなどご要望に合わせてご用意させていただきますので、お気軽にご相談下さい。
ダイヤモンド一つ一つの希少性は4つの基準で評価され、その基準はそれぞれの頭文字がcであることから4cと呼ばれています。
カットはダイヤモンドの理想のプロモーションを基準に仕上げの美しさ、技術力などを評価したものになります。理想に近いものほど光の反射が強く、良く輝くといったものになります。
また特別綺麗なカットの物にはハート&キューピットと呼ばれるものもあり、特殊なスコープで除くことでダイヤモンドの中にハートと矢の印影がくっきり見えるものなどもあります。こちらも店頭にてご覧いただけます。
クラリティとは、ダイヤモンドの透明度を示します。天然の鉱物であるダイヤモンドの多くは炭などの内包物や結晶が育つ際についた跡などが確認できるものとなっています。
宝飾品に使用されるものは特に透明度の高いものを選別して使用しています。これらは40倍率のルーペで観察して内包物の大きさや位置などを総合的に評価します。等級は、傷や欠陥がまったく認められない「FL(フローレス)」から肉眼でも内包物が確認できるものまでさまざま。
ひとつひとつ表情の違うダイヤモンドからあなただけの一つをお選びください。
カラットは宝石の重さを表す単位で1カラットは0.2gになります。重さに比例して大きさが変わるため、大きさを表す単位としても使われます。婚約指輪に使われるダイヤモンドは0.2ct~0.5ctが主流となっていますが、最近では0.1cより小さいものも普段使いしやすいため人気があります。
ライフスタイルやお好みに合わせてお選びください。
ダイヤモンドは純粋な無色透明に近いものほど希少性が高くなります。
色の評価は無色透明のDを最高に、黄色のZまでアルファベット23段階に分けられます。ブライダルリングに使用されるものは、純潔を意味する無色の物が主流ではありますが、ピンクやイエローなどのカラーダイヤを使ったものも既製品にはないオンリーワンの魅力があります。
ご希望がございましたらお探しして、実際に見比べることも可能となっています。お気軽にご相談下さい。
58面あり上部から進入した光が、全て内部で全反射して上部から放たれるダイヤモンドの輝きが際立つ最も有名なカット
✵当工房はクオリティの高いものをご用意いたします
芸術が栄えた16世紀末、ブリリアントカットが発明される前に
産まれたカット。ヨーロッパ中の王族貴族に人気を博しました
アンティークに市場で大変人気のカットです。
1970年代に登場したタイプのカット。四角い形のカットとなり輝きが強いわりに、面が広く落ち着いた雰囲気がるので大粒のダイヤモンドでも気品がございます。
一番上にくるテーブル面の大きさから透明度が際立つため高いグレードが求められます。わずか2%にすぎません。
クラシカルでアンティークな面もあります。
その他さまざまな形のダイヤモンドの取扱いもございます。ご用意する物によってはお時間をいただく場合がございます。ご予約いただきますと確実です。ハートシェイプ、マーキス、オーバル、ペアシェイプテーパーなど。
小さな工房ですのでご予約いただきますと確実です。お見積もりは無料ですのでお気軽にご相談ください