今週ご紹介したいのは
シンガポールからマリッジリングを手作りに来られたお客様です

シンガポールは英語をメインに使いますが、
公用語は英語、中国語、マレー語、タミル語なんと4言語もあります!
今回のお客様も彼女様は中国語が話せますので、
英語で上手く伝えられない所は中国語を混じってワークショップしました!
ワークショップの手順を詳しくご紹介します!
1、板状の金属の端を綺麗に整えます

やすりを使って、
切り端を綺麗な面に整えることで、
後ほどの工程がスムーズに進めます。
2、リングを丸めます

特殊なプライヤーでリングを丸くします
ちょっとずつリングっぽくなっていきます。
3、ロウ付け

開いているリングに金属ロウを溶かした
金属同士をしっかりくっつけます
一番の難関ですが、
当店の職人がサポートしながら作業行いますので、
ご心配なく!
4、真円出し

丸めたリングを更に完璧な丸にします
丸い棒にリングを通して
木槌でコンコン叩きます。
5、磨き

スポンジペーパーで変色や小傷を削り取ります。
6、鎚目加工(オプション)

専用の金槌でリングの表面を叩いて模様を作ります
それぞれの方の叩きパターンや力加減が違うので、
世界に一つだけのリングが出来上がります!

素敵な笑顔ですね
お客様が作業されたあとは
職人が微調整などお客様のご要望にお応えて
仕上げ作業します

彼氏様は鎚目加工で、
彼女様はシンプルな鏡面仕上げですね
シンプルなデザインでも、
愛情たっぷりで制作したら、
相手を思う気持ちがリングを通して形になり、
素敵なご結婚指輪になります。
そして思い出はプライスレスです!
これからも幸せな思い出が増え続けますよう、
心よりお祈り申し上げます。